ぼのぼの名言 かまちょ先生「いつもやってることをいつまでやらないといかんのかなぁ」

「いつもやってることをいつまでやらんといかんのかなぁ」

ぼのぼの４期　３５話　ご飯を食べるのはめんどくさいより。

グズリくんのお父さんがご飯を食べるのが面倒になってしまいました。

試しに食べるのをやめてみることにしました。

グズリくんのお父さんは他の人がご飯を食べたくなくなった時にはどうしているのか

スナドリネコさんに聞きに行ってみます。

スナドリネコさん「メシを食べるのが嫌になった？」

グズリ父「ああ、なんか、めんどくさいっていうか・・・」

スナドリネコさん「食いたくなければ食わなければいいだろ？」

グズリ父「でも、腹が減ったら？」

スナドリネコさん「食えばいいだろう」

グズリ父「また、めんどくさくなったら？」

スナドリネコさん「食うなよ」

グズリ父「やっぱり腹が減ったら？」

スナドリネコさん「くえよ」

…

グズリ父「バーカバーカ！」

グズリ父「賢そうなこと言いやがって。」

今度はぼのぼのにあったので聞いてみます

ぼのぼのの対応策はもっとめんどくさいようにするという方法です。

ご飯を食べづらい丘の上に持っていきます。

持っていくと、後で食べるにはそこまで取りに行かなければなりません。

なので、後でめんどくさいので、丘の上に持って行ったときに食べてしまうのです。

結果的にすぐ食事をするという、ぼのぼのならではの考え方です。

グズリ父「なんというか、すごいね。。。」 

今度は熊の大将に方法を聞いてみます。

熊の大将はご飯を食べさせるために、

一緒に激しい運動を一緒にしました。

しかし、結果的にはばててしまい食欲がうせてしました。

そこで熊の大将が人生の師匠である、

かまちょ先生に相談すれば何かいい案がでるかもということで、

相談しに行きます。

かまちょ先生「ほう、心配かね？」

熊の大将「いや、心配ってほどじゃねぇですけど」

かまちょ先生「なら、ええじゃろ。」

かまちょ先生「みんな心配じゃないことまで心配しすぎとちゃうかな？」

みんな「え」

かまちょ先生「まぁ、ええ。イナゴとりでもやってみなさい」

グズリくんのお父さんは昼から日が暮れるまで、イナゴとりをすることになりました。

グズリ父「ばっきゃろー、いつになったら終わるんだよ！とってもとっても、きりがないじゃないか！」

かまちょ先生「そうじゃな、メシを食うのもきりがないな」

グズリ父「ああ。。。」

グズリ君のお父さんはここであることに気が付きます。

かまちょ先生「これで当分飯がうまく食えるはずじゃ」

かまちょ先生「めしを食うのがめんどくさいというのは」

かまちょ先生「いつもやってることをいつまでやらなきゃいかんのかなぁ、という気の迷いよ」

同じことをずっと続けなくてはならない、

それがいつまで続けなくてはいけないかわからない状態というのは、

どんな人であれ続けられる人はいないでしょう。

それができるとしたら機械の仕事でしょう。

グズリ父「気の迷いか。。。」

グズリ父「じゃぁ、これで治ったんですね！？」

熊の大将「あれでほんとになおったんですかね？」

かまちょ先生「何も変わったりはしちょらんよ」

かまちょ先生「でもあれで、ええのよ」

その夜、グズリ君のお父さんはまたご飯を食べられるようになりました。

しかし。。。

今度はお手洗いが面倒になってしまったという落ちでこのお話は終わります。

お手洗いに関しては、短期間にどうしてもやらないといけないものなので、

やらないということはなかなか難しいでしょうが笑

私たちの日常生活も同じようなものでしょう。

仕事をしたり、家事を続けたり、子育てをしたり、学校にいったり。。。

基本的に人間には終わりはありますが、

それ以外に終わりが見えないこと、

区切りがないということは非常につらいものです。

それでも、やっていかないといけないことは世の中あります。

だから、「いつまでやらなければならないかわからなくて、飽き飽きしている」

そんな自分の心境を見返すことが重要なのでしょう。

ああ、今じぶんはこのことにあきあきしているな。。。

同じ仕事ばかりでつまらない、お仕事辞めたいな。。。

というような状況になっていたら、まず自分の心に問いかけてみましょう。

そこから、細かく目標を立てて今の仕事を続けるなり、

転職するなり、やめるなりという行動はたくさんあると思います。

しかし、まずは行動を起こすために自分の心をいたわってやることが重要です。

実際ご飯が食べるのがめんどくさくなった、

というような話を友人から聞いたことがあります。

大学時代一人暮らしを始めて、作るものの味に飽きたというのと、

作るのがめんどくさかったということを聞きましたが笑

恐らくその一方で、「いつまでこの食事を食べなきゃいけないのか」

という飽きはあったのでしょう。

他人とのコミュニケーションが多く求められる現代ではありますが、

自分自身とのコミュニケーションこそ重要なのではないかと思う、

今日この頃でした。